晩秋から冬にかけては、徐々に気温が低下し、カラダが冷えて
体調を崩しやすくなりますよね。
わたしたち女性は、特に手足が冷えが出やすいですし、
乾燥や便秘、肩こり、腰痛など
カラダに不調がでやすくなりますが・・・
あなたは大丈夫ですか?
年末にかけて、お仕事も忙しくなりますし、
体力的にも無理しがちな時期ですよね。
風邪にも気をつけたいところです。
大手エアコンメーカによる調査では
1年間に風邪を引く回数は、
首都圏で平均4.3回なのだとか!!
(大阪圏で3.7回)
※ Daiwa HP 参考
そこで今回は、インドの伝統医学、アーユルヴェーダ的、
“ 風邪を早く治したい人必見!”
風邪をカラダの内側から根本的に対処する方法をご紹介します!
3000年以上も前から伝わる
インド伝統療法として
現代のような
西洋医学のお薬がなかった時代に、
どのようなものが
「お薬」として使われていたのか?!
自然の力を使って
カラダの治癒力を高める療法として
アーユルヴェーダ的
“ ナチュラルなケア法 ”として伝わっている方法があります。
アーユルヴェーダでは
風邪の症状により、
タイプ別で分類して考えています。
*ヴァータ性の風邪症状
鼻づまり、水っぽい鼻水が出る、くしゃみ頻発、声枯れ、喉の乾燥
*ピッタ性の風邪症状
黄色く熱っぽい鼻水が出る、灼熱感、しょうすい、顔面蒼白、喉の渇き
*カパ性性の風邪症状
白く冷性の鼻水が出る、目の腫れ、頭部の鈍痛感、頭、喉、口蓋の痒み
■アーユルヴェーダ的カゼの効果な3ポイント対処法とは?
1、熱があるときは、
お白湯で水分補給をしっかりしながら、
24時間は断食(絶食)する。
2、その後、熱がひいたら
重湯、お粥など軽いものを食べるようにする。
3、脂肪や消化に重いもの摂取を控え
消化力(アグニ)を高めて
未消化物・毒素(アーマ)を消化するようにする。
アーユルヴェーダ的オススメの内服薬とは?
何と言っても、これ!
『ショウガ』を薬として用いることです!
アーユルヴェーダで、ショウガは
「 偉大な薬 」
「 万能薬 」
と呼ばれていてお薬として頻繁に使われています。
ショウガ湯にして飲んだり
ショウガの粉末+はちみつ を摂ることがオススメです♪
■その他のおすすめプチレシピ*
・声の症状には…
甘草+黒こしょうの粉末(1:1)
・頭痛の症状には…
甘草+黒こしょう+カルダモン
これらを、お湯に溶かして飲むことで、
自然の力を活かしたお薬に大変身です。
ショウガの持つ
体を温めるという温性の性質は
風邪の原因ともなる
「 冷え 」にとても効果的です。
(アーユルヴェーダ的解説:
生姜はヴァータとカパの双方に
共通してある冷性を緩和する!)
アーユルヴェーダ的カゼを撃退!生活法と食事法
風邪をひいたときは、摂る食事や過ごし方がとても大切です!
アーユルヴェーダでは、とにかく身体の内側のエネルギーを高めて、自らの治癒力で快復ことに意識を向けます。
★おすすめの過ごし方★
- うがいをする
- お部屋の窓を開けっ放しにしない
- 消化に軽い食事を心がける
- 温かいお湯(お白湯)を飲む
- カラダが冷えないように意識する
★オススメ食材★
- ムング豆
- 古米
- ニガウリ
- 大根
- にんにく
- トリカトゥ(ショウガ・黒コショウ・長コショウ)
★避けた方が良いこと★
- 消化に重いもの(揚げ物など脂っこいものなど)
- 冷水(冷たい飲食物)
- 食べ合わせの悪いもの(ヨーグルトと果物など)
- 極端に脂肪のない食事(シリアルなどパサパサするもの)
- 自然的衝動を抑圧すること(便意・尿意など)
- 髪を洗うこと
まとめ
- 『風邪』の症状により、タイプ別に分類して、症状に合わせて対処する
- アーユルヴェーダ的カゼの効果な3ポイントを意識して対処する
- オススメの内服薬・万能のお薬『ショウガ』を活用する!
- アーユルヴェーダ的にオススメな生活法や食材、避けた方がよいことなど、カラダの症状を意識すること
※風邪というと軽く
考えがえられがちなのですが
「風邪は万病のもと」と
言われているとおり
もし、風邪だと思って
ケアをしていても症状がなかなか
治らないというときは、
他の病気の可能性もあるので、
その場合は病院で検査をされてくださいね。