体が硬いほうがヨガは効く!その理由と効果的なポーズのとり方とは?

ヨガ
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「ヨガをやりたいけど、体が硬いからできない」という人が時々いますが、

いえいえ、そんなことは全然ないですよ!

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むしろ、体が硬い人ほど、ヨガに向いています。

ヨガをするまでは体がものすごく硬かった、この私が証明済みです!

 

私もはじめの頃は、体が硬くてポーズが上手くできないとか、

ヨガ教室でみんなが出来ることが自分だけ出来ないから恥ずかしいとか思っていましたが、

今考えればそんな心配は全く不要でした。

 

ヨガの目的は体を柔らかくすることではありません。

 

しかしヨガをしていると、自然と、

そして確実に体も柔らかくなってきます。

 

ヨガで得られる効果のひとつに、体が柔らかくなることがある、とも言えるでしょう。

 

せっかくヨガに興味を持っても、

体が硬いからって諦めてしまうのはとても残念!

むしろ、体の硬い人こそ、やってみてほしいのです。

 

 

体が硬い人ほどヨガの効果が高いワケ

体が硬くて出来ないポーズがたくさんあったとしても、

全く気にしなくてOK です。

 

そもそもヨガのポーズは、無理にかっこよくきめる必要は全くありません。

誰もが自分のペースで、自分の心や体、呼吸と向き合います。

 

これがヨガを続ける上でとても大切なポイントです。

 

ヨガの真髄とは、一つ一つのポーズをとりながら、

本来の自己と向き合うことです。

今、自分が出来ることに意識を向け、痛みを受け入れ、

自分のリミットに気づくことが大切です。

 

だからこそ、簡単にポーズがとれてしまう体の柔らかい人より、

自分のリミットに気づきやすい、体の硬い人のほうが、

ヨガのポーズの効果を実感しやすいのです。

 

体が硬くてもヨガを続けて体が柔らかくなるとこんなに良いことがある!

 

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ヨガを続けていると知らない内に体が柔らかくなっています。

体が柔らかくなると、良いことがたくさんありますよ!

  • 基礎代謝が上がり、血行が良くなる
  • 肩こり・腰痛改善
  • 体が疲れにくくなる
  • 心身の老化防止
  • スポーツや日常生活でけがをしにくくなる

などなど。

柔軟性が上がると、良いこといっぱいですね!

 

ヨガの呼吸が柔軟性アップの鍵

 

ヨガを続けていると体が柔らかくなる理由には、

「深い呼吸」があります。

 

ヨガのポーズは、吸う息で体を動かし、

吐く息で体を伸ばすポーズを繰り返します。

 

それは、息を吐く時に、筋肉が緩みやすくなるからです。

 

逆に息を止める時には、体は硬直しやすくなります。

また、体だけでなく心もリラックスさせることが大切です。

心が緊張してこわばっていると、体もカチコチに硬くなりがちです。

ヨガには高いリラックス効果もあるため、体も柔らかくなる条件が整うのです。

 

体の硬い人でもできる、座位ポーズの基本「杖のポーズ」のコツ

 

ヨガには立位のポーズと座位のポーズがありますが、

座位のポーズは体が硬い人にとってはより大変です。

体の硬い人は、座ると骨盤が後傾し、腰がまるまってしまうからです。

 

ヨガの座位のポーズで基本となるのが、「杖のポーズ」です。

 

このポーズを正しくとることが、

他のあらゆるポーズにつながりますので、ご紹介します。

 

まず、足を前に伸ばして座ります。

この時、骨盤を床から垂直に立てることを意識しましょう。

膝の裏はリラックスさせます。膝が痛ければ少し曲げて構いません。

お腹はへこませ、足首を90度になるようにフレックスさせます。

背筋を伸ばして顎を軽く引き、深い呼吸を続けましょう。

吐く息の時に、骨盤やひざの裏の伸びを感じましょう。

 

この姿勢に痛みを感じるのは、

太ももの裏側のハムストリングとふくらはぎの筋肉が硬くなっているからです。

 

ここが硬い人は将来、膝が曲がる可能性があるので、少しずつ伸ばしていきましょう。

 

体の硬い人でもできる、「ダウンドッグのポーズ」のコツ

 

太陽礼拝にも必ず入ってくるダウンドッグのポーズ(犬のポーズ)。

出来ない人も多いです。

 

私も初めは痛くて、とても辛いポーズのひとつでした。

 

まず、下半身ではなく上半身に意識を集中させ、

背筋を伸ばすように意識してみましょう。

 

かかとは無理に床につけようとせず、

膝も痛ければゆるめて大丈夫です。

 

無理をしてはいけません。

背中を伸ばし、手のひら全体でヨガマットを前方に押すような感じで意識するといいですよ。

この時も呼吸は忘れずに。

ポーズが辛いとつい呼吸を忘れてしまいますが、

呼吸は私たちの体を助けてくれます。

このポーズを繰り返すうちに、

段々とかかとが床に近づくようになり、

最初は痛かったポーズも気持ちよくなっていきます。

まとめ

  1. 体が硬い人ほど、自分のリミットに気づきやすくヨガの効果を得られやすい!
  2. 体が柔らかくなると、体にとって良いことがいっぱい
  3. ヨガの深い呼吸が自ずと柔軟性を高めてくれる
  4. 座位ポーズの基本は骨盤を立てること
  5. ダウンドッグのポーズは背中を伸ばし、上半身を意識する

 

最初は出来なかったポーズも、

気づいたら出来るようになっているものです。

体が硬い人も、自分のできるポーズから始めて少しずつ続けてみてくださいね!