手足がいつも冷たい!体が冷えて眠れない!
そんな冷え性さんの悩みは尽きないですよね。
私も放っておくと、一年中ひどい冷え性です。
体が冷えると、血流が悪くなって肌トラブルをおこしたり、
免疫力が下がって風邪など色々な病気の引き金になったりと、良いことは一つもありません。
まさに冷えは万病のもと!
実は、現代人の冷えの大きな原因の一つは、
食べ物だと言われています。
そこで今回は、
体を温める食べ物と冷やす食べ物を簡単に見分ける方法がいくつかあるので、
そのポイント5つをご紹介します!
体を温める食べ物の特徴を知って、体の中からぽかぽかになっちゃいましょう♪
冷やす食べ物の5つの見分け方
1.寒い地方でとれたもの、冬が旬の食べ物
寒い地方でとれたものや、冬が旬の食べ物は、基本的に体を温めてくれます。例えばゴボウ、人参、レンコン、生姜などの根菜類。逆に暑い地域でとれるものや夏にとれるものには、体を冷やすものが多いです。例えばレタスなどの葉物類、マンゴー、キュウリ、バナナ、スイカ、みかんなど。
2.色が黒、赤、オレンジ
黒砂糖、黒豆、小豆、赤身の肉・魚、人参、赤ワインなど、茶・黒・赤といったように色の黒っぽいもの、暖色系のものは体を温めてくれます。逆に青・緑・白の食べ物は体を冷やします。葉野菜などに加え、白砂糖・白いご飯など白く精製されたものもそれに当たります。
コーヒーやトマトは色が濃いですが、暖かいところで採れるので体を冷やす食品になります。
3.発酵しているものは、体を温める
発酵食品は、血液をサラサラにしてくれ、体を温めてくれます。食べ物では昔ながらの製法で作られた味噌、醤油や、納豆、漬物、キムチなど酵素が生きている食品。
飲み物でも発酵した茶葉の茶色いお茶は体を温めてくれます。例えば紅茶、ほうじ茶、プーアール茶など。逆に緑茶や麦茶など発酵していないお茶は、体を冷やす飲み物なので注意しましょう。
4.硬いものは体を温め、柔らかいものは冷やす
水分や油分の多い柔らかいものは体を冷やし、硬いものは体を温めます。水分が体内に多く溜まると、体を冷やす原因になってしまうからです。
白くて柔らかくてふわふわの食べ物は、美味しくて魅力的ですが、冷えのもとになるので注意が必要です。
5.土の中で育つものは体が温まる
根菜類やイモ類など、土の中で育つものは、それ自身に熱があるため、熱い太陽から逃れようとして地中へと潜っていきます。一方で冷たい性質をもつものは、熱を得るために太陽に向かって地上に育っていきます。そういった植物の自然な性質を私たちは食べることで得ているのです。
体を温める食べ物と冷やす食べ物の厳選リスト
体を温める食べ物と冷やす食べ物の、代表的な食品をリストアップしておきますので、参考にしてくださいね。
【体を温める食べ物】
- 調味料:黒砂糖、味噌、醤油
- 野菜:ねぎ、生姜、ニラ、タマネギ、ごぼう、ブロッコリー、豆類、イモ類、ニンニク
- 果物:りんご、サクランボ、ぶどう、プルーン
- 動物性食品:赤身の肉、チーズ、卵、
- 飲み物:紅茶、ほうじ茶、プーアール茶、赤ワイン
【体を冷やす食べ物】
- 調味料:白砂糖、バター、マーガリン
- 野菜:トマト、レタス、なす、セロリ、オクラ、きゅうり、もやし
- 果物:バナナ、レモン、マンゴー、スイカ
- 動物性食品:馬肉
- 飲み物:コーヒー、緑茶、白ワイン、牛乳
こうして見ると、夏は体を冷やす食べ物、冬は体を温めるものが自然と食べたくなる気がしませんか?ただ今は、夏の食べ物でも一年中手に入ったりするので、注意が必要ですね。
冷やす食べ物でも冷えない食べ方2つの秘訣
体を冷やす食べ物でも、以下の2点に気を付ければ、体が冷えない食べ物になります。
食べ方を工夫することで、色々な食材をバランスよく食べましょう。
・温かい料理にする
たとえば、野菜は生ではなく温野菜にして食べることで冷えを抑えることが出来ます。白菜は陰性食品ですが、鍋料理にしたり、煮込んだりすることで、体を温めるメニューになります。
・体を温める食品と組み合わせる
たとえば体を冷やす葉野菜も、漬物=発酵食品にすることで体を温める食べ物になります。また、醤油や味噌などの温める調味料、生姜やネギ、ニンニクなどの薬味と一緒に食べるのも冷えすぎをおさえてくれるのでおススメです。
まとめ
- 体を温める食べ物と冷やす食べ物を見分ける方法は5つ!
- どちらか悩んだらリストを参考にしよう
- 体を冷やす食べ物でも、調理と組み合わせによって温める食べ物になる!
食べ物には体を温めるものと冷やすものがありますが、基本はその土地の旬のものを頂くということです。体の声に耳を傾けながら、万年冷え性とはおさらばしましょう!