初めての赤ちゃんが産まれて嬉しい反面
「この子をちゃんと育てていかないといけない!」
という心配と不安を抱えるママも多いと思います。
私も初めて子供を持った時は、何をどうしたら良いか
分からない事が多くて、あたふたするばかりでした。
たくさん悩んで凹んで、子育ては大変なんだと実感しました。
特に最初に直面する問題である授乳というお世話。
初めてのふれあいであり、ママと赤ちゃんの大切なコミュニケーションの場と言えます。
しかし、毎日繰り返される授乳が上手くいかず
悩んでいるママも多いと思います。
実は、私も毎日の授乳がスムーズに行かず苦労しました。
泣くたびに頻繁に授乳して、抱っこでユラユラ寝かしつけ。
そして、ベッドに置くとまた泣きだし、慌ててユラユラ。
ただでさえ寝不足なのに、、。
「お願いだからちょっと休ませて!」この気持ちが強かったです。
ですが、子育てのコツが分かっていたら、授乳する事に悩まず、寝かしつけまでを
上手に誘導できたのかもしれません。
そこで私が試行錯誤して試してみた
授乳から上手く寝かしつけるまでのポイントを紹介します。
子育てのコツで重要なのは授乳時間!最適な1回の授乳時間とは?
産まれて間もない赤ちゃんは、授乳リズムが決まっていません。
「さっき飲んだのに、また飲むの?」がよくあります。
あげすぎかな?足りてないのかな?とママは頭を悩ませます。
■授乳が頻繁な理由とは?!
•胃が小さい為、一度に飲む量が少ない
•飲むのが苦手な子、上手い子がいる
•ママの乳首の形が吸いにくい
•母乳は消化吸収が良い為
•甘えている
•まだペースが出来ていない
などがあります。
生後3か月くらいまでは、授乳リズムは一定にならないと思って下さい。
回数は気にせず、まだまだ赤ちゃんのペースで授乳しても大丈夫です。
特に母乳は消化吸収が早いので、便やオシッコとして外に出たら
「お腹すいたー!」と泣く事も多いです。
ママは頻繁な授乳で大変な時期ですが
母乳の場合、だいたい片方10分ずつ与えたら終わりにしましょう。
1回の授乳時間をきちんと決める事が大事です。
ちゃんと時間を決めないでだらだら授乳してる事ありませんか?
私も授乳している時は、赤ちゃんが大人しかったので
ついつい長い時間あげすぎて、家事が進まない事がよくありました。
授乳を止めると泣き出したりて、結局30分以上あげてたり、、。
よく見ると、半分眠りながら吸ってる状態で、遊び飲みが始まっていたり
これを続けると、赤ちゃんがおっぱいに依存してしまうんです。
確かに、赤ちゃんとの大事なコミュニケーションの場ですから
吸いたいだけ吸わせたい気持ちはありますが
やっぱり長い時間かかると不便な事もあります。
ちゃんと体重が増えてるのであれば時間を決めて与える方が
効率良く進みますね。
授乳時間を決める事で、寝かしつけまでの時間をスムーズにする事が出来ますし
その分家事にも手がまわり、ママの休息の時間も確保出来ます。
また、おっぱいを休ませる事で、新鮮な母乳が作られることに繋がります。
子育てのコツ!簡単にゲップをさせるテクニックとは?
授乳後に必ずしないといけない事は、ゲップをさせる事です。
赤ちゃんは授乳の時に空気も大量に飲み込んでしまうため
お腹に空気が溜まってしまいます。
それをひとりで出す事が出来ないので、ママの手助けが必要になってくるのです。
ちゃんとゲップを出さないと、吐き戻しの原因になったり
赤ちゃんが不快に思って泣きわめきます。
しかし、このゲップがなかなか出ないんですよ!
まずはチャレンジ
1.赤ちゃんを縦抱きにして頭をママの肩にのせて下さい。(ママが座った状態でも可)
2.ちょっとお尻を持ち上げる感じで前のめりにする
3.背中の下から上に向かって軽く叩く
(トントントントン)
4.背中を上下にさする
これを繰り返す事でだいたい出ますが
出ない時はママが動いて軽く振動を与えながらしてみて下さい。
ジャンプはダメですよ! (笑)
歩き回ったり、座っていたのを立ってみたりという事です。
首のすわってない赤ちゃんは、頭がグラつかない様に気を付けて下さい。
コツをつかむと案外簡単に出せる様になります。
ゲップが出ないまま寝かせると
赤ちゃんが「気持ち悪い?!出そう?!」と訴えて泣く時があります。
その時背中トントンしたり、さすったりするとゲップが出る場合もあります。
それでも出ない時は、赤ちゃんの背中から頭にかけて
クッションなどをいれて、上半身が高くなる様にして寝かせて下さい。
ご機嫌が良ければこの状態そのままで寝かせてもOKです。
しかし、吐き戻しがあるかもしれないので
念のため肌着の上にガーゼやミニタオルなどを、挟んで置くと安心です。
子育てのコツを利用して赤ちゃんを上手く眠りに誘う4つの方法とは?
授乳後にすんなり寝てくれる赤ちゃんは少ないと思います。
なかなか眠らずグズっているうちに、また授乳時間が来た、、。なんて事もあります。
すんなり寝てくれたらどんなに楽か。
■赤ちゃんが眠たくなる!オススメの方法
1.おくるみで包む
おくるみで包んで寝かせるなんて窮屈そう。と思われる方もいると思いますが
この方法は私自身、助産師さんに教わりました。
やり方は授乳後ゲップをさせた後に、からだをおくるみで包むだけです。
この窮屈さが、ママのお腹の中いる時と似たような状態で、最高の空間なんです。
この状態で眠る事に慣れると、自然に包まれると安心して
眠る事が出来る様になるかもしれません。
2.スイングチェアに寝かせる
その名の通りユラユラして、赤ちゃんを心地良い眠りに誘います。
子供ってよく車に乗せたら寝てしまう事がよくありませんか?
赤ちゃんはママのお腹にいる時、羊水にちゃぷちゃぷ浮いていたので
この揺れが気持ち良いんでしょうね。ウチでも時々愛用していました。
背もたれの位置が調節出来たり、テーブルが付属で付いていたりと
離乳食が始まっても使えます。
今は電動で揺れるイスも販売されています。その間にママも仮眠出来るので嬉しいですね。
3.音を聞かせる
赤ちゃんに聞かせる音といえば、オルゴール音や子守歌がおなじみですが
その他にも色々あるんです。
•テレビの砂嵐の音
•ビニール袋のガシャガシャする音
•ドライヤーの音
•掃除機の音
決して心地よい音とは言えませんが
赤ちゃんにとっては、ママのお腹の中で聞いていた胎内音に似ているんです。
ベッドメリーやぬいぐるみに胎内音が付いている物もありますし
ベッドメリーは、赤ちゃんの聴覚や視覚を刺激して脳の発達を促し
心を落ち着かせてくれるアイテムです。
心地よい音とゆっくりした動きで、遊んでいるうちに寝てしまうパターンもあります。
4.おしゃぶりを使ってみる
赤ちゃんの指しゃぶりは、心を落ち着かせる効果があります。
指をしゃぶる事で安心して眠くなるんです。
その指に代わって代用したいのが、おしゃぶりです。
お腹が空いていたり、吸い付きが下手な赤ちゃんは
与えてもポロッと口から出てしまいます。
ウチの長男はおしゃぶりがお気に入りで、お出かけの時やグズった時は役に立ちました。
使いたいけど「歯並びが悪くなるから。」と避けていたママも
今は、出っ歯にならないおしゃぶりも出ています。
それに、おしゃぶりは「赤ちゃんの突然死を予防できる」という研究結果が出ているんです。
おしゃぶりを使用することで、深すぎる眠りになるのを防ぐというものです。
決して悪い事ばかりではないんです。
「見っともない!」なんて極端に嫌がるママもいますが
期間を決めて上手に使えばママのお助けアイテムになってくれます。
授乳後寝ないでグズるという方は、色々な方法を試してみると良いでしょう。
子育てのコツが自然に身につくポイントは生活リズムにあった?!
人間は朝起きたら朝日を浴び、夜は暗くなったら眠るという1日の生活リズムがあります。
赤ちゃんもこの様な生活をする事で、これが当たり前になってくるのです。
まだ寝てるから言って、朝になってもカーテンを閉めて暗くしていると
このリズムがなかなか整えられません。
だいたい生後2ヶ月を目安に徐々に慣らしていく事が理想的です。
この頃に不規則な生活リズムに慣れて昼夜逆転してしまうと
夜中に眠れず泣きちらすという事だけでなく
赤ちゃんのからだと脳の成長にも大きく関わってきます。
赤ちゃんの時に規則正しい生活をしていると
大人になって体内リズムが崩れても自律神経が上手く働き、元に戻ると言われています。
3ヶ月過ぎたら生活リズムや授乳、ミルクのサイクルが整ってきます。
昼間はベビーカーで散歩に連れ出したり、夜は真っ暗にして音を消す。
という事を意識してメリハリをつけましょう。
外に連れ出す事でさまざまな刺激を受けるので、動かなくても赤ちゃんは疲れます。
そして、夜も眠ってくれる様になるんです。
まだまだ母乳のママは、夜中も授乳する生活が続くと思いますが
離乳食を食べ出べ始める頃には、朝までぐっすり寝てくれる様になります。
生活リズムは心身の発育発達に深く関係しているだけでなく
整える事でママの負担も軽減してくれるのです。
子育てのコツ【まとめ】
1.1回の授乳時間を決めて効率よく進めよう
2.軽い振動で授乳後のゲップが出やすくなる!
3.寝かしつけがスムーズにいくアイテムを利用してみよう
4.生活リズムを整える事が良い発育を促す
赤ちゃんとの生活で、子育てのコツをつかみ1人目より2人目の子育てをもっと楽にし、楽しむ事が出来る様になります。何より、ママが穏やかな精神状態で赤ちゃんとコミュニケーションをとることが授乳から上手く寝かしつけまでを行う重要な子育てのコツと言えるかもしれませんね。
ただし、母乳の出方は個人差があったり、ママが病気であげられない時は
無理せずミルクで補うようにしましょう。
ミルクの場合は必ず3時間空けてください。